ぱぱらくです!
平成最後のお盆は父の実家である長崎県は島原半島に滞在しましたので、観光やグルメや文化などなど色々とお伝えしていきます!
子供の相手で楽しかったけど疲れました↓
親の実家に帰ってきてて、小学生以下5人ぐらいの子供にやたら懐かれてしがみつかれるわおんぶと抱っこせがまれるわで人生で1番モテた。
んで身動きとれない中「この状況どっかで・・」と考えてたんだけどさっきわかった。
車で行ったのであまり電車の情報はありませんので注意してね。
島原半島とは
赤で囲ったところが長崎県です。
長崎県の右下、勾玉みたいな半島が島原半島です。
半島中心部は雲仙と呼ばれ、普賢岳の標高は 1359.3 m 、平成新山は 1486 m である。雲仙温泉などの温泉にも恵まれている。
一部は雲仙天草国立公園に指定されている。
真ん中の山は雲仙と呼ばれ、火山活動が続いており未だ立ち入り禁止の区域があります。陸の孤島とも呼ばれ、山と海が両方一気に楽しめるところが魅力でしょうか。隠れキリシタンの大規模な一揆である「島原の乱」もこの島原半島が舞台ですね。 横幅は15km、南北の長さは40kmほどです。
関西から島原半島への交通
大阪から島原半島までは800kmほどです。車移動だと、2時間おきに休憩して12時間ぐらいでしょうか。複数人なら車がおすすめですね。高速代も10000円ぐらいです。
一番早いのは飛行機ですね。予定を早くから決められるなら、早割やピーチ航空を利用するのが良いと思います。
島原観光の宿泊「青雲荘」
今回宿泊したところは雲仙温泉にある「青雲荘」です。
青雲荘入り口
青雲荘の看板犬デン助です。
青雲荘の料理
メニュー。やはり海の幸がとても美味しいです。
↑画像をクリックすると、じゃらんのページに飛びます。
料理は美味しいし特に露天風呂が超良かったです。雲仙の温泉は白く濁っていて少しとろみがあるような泉質です。温泉に入るとすぐ全身がかゆくなってしまう肌の弱い僕でもここは大丈夫でした!シャワーで洗い流さなくてOKです。
ちなみに雲仙の温泉街はかなり山の上にあります。この日は海のそばが36℃ぐらいだったんですが、温泉街までいくと30℃ぐらいになります。
島原観光のおすすめスポット
ここからは実際に行った観光スポットを紹介していきます。
島原城
島原城めっちゃ良いですね。一番驚いたのが「敷地内に入って、お城の目の前まで車で行ける事」です。大阪城とか駐車場めっちゃ遠いし高いんですよね。お城につくまでに歩き疲れてしまいます。んで城内はほぼ階段で、速攻帰りたくなるっていう。
島原城はすごいですよ。
お城の真下が駐車場ですからね。車降りたら即お城です。
この日は気温36℃と外を歩きたくないような暑さでしたので、本当に助かりましたね。めっちゃ良いやんこれ。感動したわ。ちなみに駐車場は300円ぐらい、お城の中を見るのは500円ぐらいでした。
うぉー
島原城は5階建になっていて、当時の品物や鉄砲や台風、中国から入ってきたおしゃれな食器、キリシタンが拷問されている時の絵なんかもあります。ザビエルがキリスト教を広めたんで島原とか天草(熊本ね)は特にキリシタンが多かったんだけど、新しく来た幕府のえらい人が税金めっちゃ上げるわキリスト教認めないわでひどかったみたい。そんで農民がキレて日本最大規模の一揆になったのが島原の乱。天草四郎はカリスマだったので若かったけど総大将になったんだって。ごめん、名前だけ知ってたけど全然中身知らなかった。島原来るの10回目ぐらいなのに。
踏み絵。これ踏まなかったら拷問かよ!こえー。
わかりづらいけどそろばんがめっちゃでかい。
5階の天守閣から雲仙を見る。
しまばらんっていう島原のゆるキャラがいる。子供専用の建物もあって、空調は効いてるし子供がいても大丈夫。体験コーナーやボールプールみたいなものもあった。
このしまばらんってやつどっかで見た絵柄だなと思ってたらようかいウォッチの作者だった。島原出身なんだって。
雲仙普賢岳
雲仙はようするに島原半島にある火山です。
1996年まで噴火活動があり(平成新山という山)、そこは現在も立ち入り禁止区域になっています。
隣にある妙見岳にはロープウェーで頂上まで行く事ができ、島原半島の全景、蒸気が吹き出す平成新山を近くに見る事ができます。
海岸沿いの道からロープウェー乗り場までは車で40分ぐらいでしょうか。どんどん登っていくので気温もすごく下がっていきます。
ロープウェー乗り場の駐車場。海の向こう側に天草(熊本県)が見えます。
海沿いは36℃、この駐車場は25℃でした。涼しー。
駐車場から3分ほど歩くとロープウェー乗り場です。
写真右側に茶色の山がありますよね。あれが平成新山といって、1991年に噴火して新しく出来た山です。
ちなみにロープウェーに乗れば妙見岳という山に登れますが、写真左側の登山道を登っていけば普賢岳という別の山に行く事ができます。でも登山装備必須。ロープウェーの方は半袖半ズボンにサンダルでも大丈夫です。
ロープウェーって、良いよね。
ロープウェー乗り場の気温は26℃です。標高は1000mぐらい。海のそばは36℃でしたのでとても涼しいです。
ロープウェーは一瞬です。3分ぐらい。しょぼい観光アナウンスが途中で止まってしまい、ちょっと笑けました。
アナウンスの声「右側をご覧いただきますと、平成新山が見えます。平成新山は、・・・・(3分後)ご乗車ありがとうございました」
こういうの大好きです。
上に登ると21℃。日陰に入ると肌寒いレベルです。テンション上がるわー。
写真ではわからないかもしれませんが、火山ガスが出ています。
ロープウェーを降りてから頂上までは10分ほど歩きますが、手すりもあるし階段が整備されています。靴も特に気にしなくて大丈夫。
頂上から平成新山を見る。山から海まで道のようになっているのがわかりますか?ここを火砕流・土石流が流れ、海までの家や建物、すべてを飲み込んでいったそうです。
頂上から天草(熊本県)を見る。天気が良くて最高の景色ですね。
売店もあります。ポテチやカップラーメンは気圧が低いために中の空気が膨張し、ふくらんでいますね。余談ですけど雲仙は1400mなので写真のポテチにもまだ余裕が見られます。富士山は3700mで、下からポテチを持って行くとまじで爆発寸前で面白いです。
道の駅 みずなし本陣ふかえ
まずは「道の駅 みずなし本陣ふかえ」です。島原城の近くにあります。
島原に来たなら必ず寄りたい道の駅ですね。規模も大きいのですが、全国でここにしかないものがあります。
それは雲仙普賢岳災害の保存資料です。
道の駅の中に「噴火によって被災した家屋」がそのまま残されています。
ドームの中は自由に入れて、このように屋根まで埋まった家がそのまま展示されています。
窓を破り、部屋の中まで土砂が流れ込んでいます。
屋外にも保存されています。壊れたソーラー設備、電柱が倒れているのもそのままです。
奥には道の駅のお食事処と、お土産売り場があります。
この一帯は全て土砂に埋まってしまったので、その上に建物が建っています。
屋根もめちゃくちゃですね。ちなみにこの土石流の前にはきちんと避難勧告が出され、この埋まっている家の住人は全員避難していて無事だったとの事です。
道の駅から雲仙を見る。奥の山からこんな所まで土石流がきて、3m以上も埋まってしまったんですね。こんな事があるのか・・。
ここでしか見る事が出来ません。島原にお越しの際はぜひ。
千々石観光センター
道の駅というわけじゃないですが、長崎の実家に帰った時は必ず寄るおすすめスポットです。
帰りのおみやげ・小休憩にはもってこいです。
雲仙普賢岳から飛んで来た噴石が飾ってあります。まじかよ。
ムツゴロウもいます。
ここには名物のじゃがちゃんを食べる事ができます。
島原産のじゃがいもにホットケーキミックスみたいな粉をまぶし、油であげています。
1本に2個じゃがいもがついて200円。でも1個に塩バターをかけて器でくれる「じゃがちゃん塩バター」がオススメです。めっちゃ美味しいです。
タイミングを見ないと、すぐに行列ができます。
島原観光おすすめスポットまとめ
今回は全部で5日間ぐらい滞在したので、いろんな場所に行く事ができました。長崎というと佐世保やハウステンボス、グラバー邸とかが有名だけどよかったらもう少し足を伸ばして島原も行ってみてね。とても良いので。
次に島原行く時はイルカウォッチングと雲仙普賢岳の登山して、帰りに軍艦島寄って帰りたいなぁ。
じゃあこれで!
おしまい